白い河

2001年7月27日
私達の間には
白い河がある

私達のそれぞれが
相手をわがままだと思っている

夜明けの風、青い夕方
寂しさが紛れ込んで
耐えられなくなっても
ただひたすら狂いに身を任せてる

私達は思っている
思いが届かなくだっていい
思っていれば、思ってくれてることが信じれば

白い河の向こうに
確かにそこにいるはず
かけがえのない
鋭く切り込んでくる言葉が

幻のようで
遠い向こう岸

白い霧の中に
ぼんやりとした影がある
見ていて悲しくて
それが私達

いつからか、遠くなった気がする
いつからか、割り込んでくる物事に気が取られて


私達の間には
白い河がある

ためらって、見つめて、わたれない

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昔よりコミュニケーションの手段が増えて便利になったけど
昔より寂しさという感情と付き合えなくなったみたい。

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