白い影 其の一

2001年9月3日
何も言えず頬を滑り落ちる涙を
そっとティッシュで押し当てて
ぼんやりとしか見えない視界に目いっぱい
栗色の瞳 痛さを飲み込んだ優しさ

椿の散るが如くボタリと
無惨に芯ごと地面に落ちて
わたしの嫌う
誰かわからないぐらい踏まれて死ぬことを

白い影 ただひたすらに求めてる

優しく包まれるような
人の羨ましがるモノを手に入れた時
初めて気づく わたしはわたし以外を無くした
只の虚しく手足操る仕掛けであることを

白い影 どうかこの涙も拭きとって

お願い こんな手慣れたやり方に順応しないで
それが優しさならなおさら
わたしの何もかもを見透かせるあなたは唯一
扉を開けられる鍵 暗闇にさす ひとすじの空

白い影 あなたに教えられ望むもの

約束事無く名前も無い
言い出さなかったありふれた言葉と
限りなくわたしに染込んでいく
流さなかった涙 こぼさなかった淋しさと

白い影 月に映し出された幻の

白い影 未だに走らせてくれている

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う〜ん。やはり積み過ぎのような気がする
それに各段の出来がバラバラ...
(04Sep 再編集)
やっぱり繋がりが悪い...

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