もう随分前の話だが、
初めて付き合った男の人、その人はごくごく普通の平社員のような雰囲気の人だった。

私は、どちらかというとどんな団体の中でも目立ってしまう方で、好きなファッションやら、雰囲気自体?が強い印象を与えてしまうらしいです。当時non-no系のファッションが好きで、重ね着やら靴下に凝るやら色々やってしまう私に対して、いつも目立つとか言っていました。

確かに目立ってるといえば目立ってるけど、私は自分のなりたい格好や目指したい生活があるから、いつかそうなりたい。いつかこんな世界もあると分かってもらえると信じて格好を変えなかった。

それがいつの間にか指摘の度が増して、ある日赤の横縞ワンピを着てデートに行ったら、「一緒に歩きたくない」「知り合いだと思われたくない」とまで言って1メートルぐらい距離を保たれてました。

「赤だから」「縞だから」と言って目立つもの全て否定する感覚は、私には理解できなかったです。

彼の言いようはそれだけでは留まらず、無印のエプロンワンピを着た日には、巻きスカートだから「風が吹いたら捲れてパンツが見える」

ちゃんとウェストの両サイトまで布のゆとりがあると説明したら「捲れる可能性が0%ではないだろ」と。果ては「スカートが捲れて行き交う男にパンツ見られても平気か」「そこら辺の男にチ〇〇勃たれても平気か」とまで言い出して、もはやもう悲しくなりました。

もしもこんな言葉が、ただの関わりの薄い人間に言われたら「セクハラ」と思って嫌ったらいいでしょう。

でも彼氏って、自分の大事にすべき存在なのに、大事にしてもらえると信じてたのに、こんな言葉は一番傷つけてくれました。

他人と似た様で、目立たなくひっそり、本当に美徳なんですか?自分が注目されたくないだけの、我儘じゃないですか?

ロリィタファッションの格好をし始めてから、周りからブーイングの嵐を浴びていますが、何でも言っていいという事はありません。一夜明けて初めて酷いこと言われたと思いました。

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